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矢印播種・育苗開始 ~自然農法米・自然栽培米サイト~

5/10に平成26年度前田自然農法米の播種を行いました!

今回の苗づくりは、ある挑戦をしています。

常識から考えると異例ですので
思わず、前田さんに「その方法で大丈夫ですか?」と聞いてしまいました。

まず、順を追って、播種の状況から報告しますね。

1. 山土の用意

山土

例年通りの山土を利用します。

皆さん知っていましたか?
山土にも肥料の入っている山土と肥料の入っていない山土があるのです。

前田自然農法米では、肥料の入っていない山土を使用しています。

2. 種籾(ミナミニシキ)の準備

種籾

今年の挑戦はコレです・・・

写真を見てわかるでしょうか?

常識では、播種前には、種籾を水やお湯につけ芽出しをします。
均一に同じ条件で発芽させ、均一な苗を作るためですね。

しかし、今回、前田さんの種籾を見た時
”あれっ、芽出ししていない・・・”と思い、
前田さんに聞いてみると

「苗床で発芽させてみる。均一とかよりそれが自然だもんな」

稲作は、年に1回のみです。
常識で考えるとなかなかできない挑戦です・・・

3. 播種

播種

毎年、播種の際に多くの方に手伝ってもらうのですが、
手伝ってくれる方の体の負担を減らすために
昨年より写真の播種機を導入しています。

子供達も手伝ってくれるくらい楽しく播種を行いました!

4. 苗床に育苗箱設置

育苗箱設置

播種後の育苗箱を苗床に設置します。

ここでも常識の方法と違いますね。

通常、水を張っている苗床に設置していきます。

その方が、種籾に乾燥というストレスを与えることなく
均一な苗の成長が期待できるからです。

苗床に水を張らない方法は、
昨年より、前田さんが挑戦した方法で
手伝ってくれる人の負担を減らすためです。

水を張っている苗床に設置していくのは、なかなか重労働なのです。
参考に2年前の育苗箱の設置の様子です。
育苗箱設置

ぬかるみに足をとられながら慎重に育苗箱を設置していくので、
少人数では、結構大変な作業です。

最後にラブシートを被せておしまいです。

育苗箱設置

前田さんは、手伝ってくれる人たちの負担を減らすために
毎年、栽培方法を変化させています。

楽しく作業することは、今後の苗の成長に影響があると思うのです。

今回の栽培方法の変化は、種籾にストレスになるかもしれません。

しかし、
私は、前田さんと話していて気付きました。

前田さんは、
自分の種籾への信頼感を持っています。

たとえ不均一な環境の中で苗が育っても
その環境下で苗が自ら考えて
成長していくと信じているのですね。

まるで子供を育てるような感覚ですね。

子供を過保護にせず、
その子を信頼しながら、成長を願い、
必要な時に手を貸してあげる。

子育てと育苗は似ていますね。

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