自然栽培米の有機物|自然栽培米・自然農法米ミナミニシキ

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矢印自然栽培米の有機物

私どもは、
農薬も肥料も使用しない自然栽培米・自然農法米をお届けしていますが
肥料もなくても育つの?という疑問をよく伺います。

農薬や化学肥料は、
明治時代、1890年代頃に西洋から日本に入ってきましたが
それまでは、使用しても有機肥料でした。

その地域で存在していた有機物を循環させていました。

日本における最初の肥料は、生草だったようで
登呂遺跡(1世紀頃の集落)から出土した田下駄は
これを踏み込むための道具と言われています。

生草は、8世紀初めの頃はかなり一般的になっており
その後、生草と草木を焼いた草木灰が用いられたようである。

その後、農民が買っていた家畜の糞を使用した厩肥や
油粕類、魚肥、人糞尿などを使用するようになったようであるが
比較的狭い地域内で有機物が循環していたのではと思う。

土壌生成には有機物と微生物の力が必要

土壌の生成の過程を見ると
そこには、有機物と微生物の力が必要です。

土壌生成

風化された母材から土壌になるまでには
地表に植物体が存在し、枯死することで、
地表には枯死した有機物、地下には枯死した根を残し、
土壌微生物が分解して、徐々に土壌を作っていく仕組みがあります。

1㎝の土壌ができるのに100年かかるとも言われており
途方の無い時間がかかります。

そこで人間の知恵で有機物の循環を速くするために
その地域の有機物を作物を入れる田畑に投入していったのでしょう。

土壌有機物
出典http://www.yanmar.co.jp/campaign/agri-plus/soil/knowHow/knowHow06.html

地域にある有機物を堆肥という形で
循環させることで土壌微生物の働きも活発となり
土壌生成のスピードを速くしていったのだと思います。

土壌生成の仕組みを見ても分かるように
土壌が出来上がっていないところでは
有機物は必要だと思います。

でも昔の有機物の使い方を見ても分かるように
その地域の有機物の循環は良いかと思います。

自然栽培米での有機物の循環

自然栽培米では、肥料を使用しなくても
稲が育つのかという疑問に対しては、
有機物は、ちゃんと田んぼに入っています。

現在の自然栽培米においては、
収穫後にコンバインの後ろから出る粉砕された稲わらは有機物となります。

収穫後残渣

さらに稲が育った後には
地下部には根っこの残渣が残ります。

これも、重要な有機物の供給となります。

自然栽培米の場合は
農薬を使用しませんので、
土壌微生物量も一定量保つことになります。

土壌微生物が豊かになると
根っこに土壌の栄養分を運ぶ働きも増します。

さらに微生物が死ぬと
その菌体自体が植物の栄養分となります。

農薬も肥料も使用せずに自然栽培米を20年以上育てている人や
その他の自然栽培米を10年育てている人の
自然栽培米の収量を見てみると
平均5.5俵/反あたりですが、
これが、現在のところ、自然の恵みで収獲できる量ですね。

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