森林の天然素材で作るお櫃 400年の歴史を持つ曲げわっぱ|前田自然農法米ミナミニシキ

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矢印森林の天然素材で作るお櫃 400年の歴史を持つ曲げわっぱ

熊本県球磨村にある「そそぎ工房」に
【曲げわっぱ】作りに行きました。

私どもは、農薬や肥料を使用しない
自然栽培米をお届けしておりますが
それは、昔ながらに育てたお米に価値を感じているからです。

昔ながらに育てた自然栽培米を炊き
昔ながらの方法で炊いたお米を保存すると
さらに美味しい状態を保てるのではないかと考えました。

現在では、
炊き上がったお米を保存するときは
例えば、炊飯器で炊いたならば、
炊飯器に食べ終わるまで置く方が多いです。

しかし、昔の方は、
釜で炊いたお米をどのように保存していたのでしょうか?

そのヒントとなるのが
下の江戸時代の食事中の男性が描かれた歌川国芳画の作品です。

江戸時代お櫃
(『美盾十二史(みたてじゅうにし)』「申与次郎」 歌川国芳画)

お米の保存方法を見ると
木製のお櫃(おひつ)ですね。

江戸時代の人たちは、お米を一日に5合食べていたそうです(現代人は約1合)。

朝に一回炊いて、お櫃に入れ食べていたようです。

木製のお櫃 400年の歴史を持つ球磨地域の【曲げわっぱ】

昔ながらに炊いたご飯を保存するのには、
木製のお櫃が良いのではないかと思い、木製のお櫃を探していました。

同じ熊本県の球磨川沿いの球磨村に
昔ながらの製法でお櫃を作っているという「そそぎ工房」に行きました。

私達が体験で作ったお弁当箱は、【曲げわっぱ】と言いますが
曲げわっぱとは、
スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られる円筒型の木製の箱のことです。

工房の中には、
ヒノキの薄板を曲げる手作りの工具が置かれていました。

いざ、
曲げわっぱのお弁当箱作りです。

曲げわっぱ作り

写真は「そそぎ工房」の店主の方で
様々な曲げわっぱに関することを教えて頂きました。

例えば、
お弁当箱の側面と蓋では使う木材が異なるのです。

側面(曲げている部分):
ヒノキを使用。側面は、曲がりやすい素材である必要があり、ヒノキを使用する。またヒノキには殺菌効果がある。

上蓋、底蓋:
スギを使用。スギは、調湿性があり、水分を吸っても形状に変化が無い。
スギの細胞間が広いために水分を吸っても、大きさに変化が無いため蓋に適する。

留め具:
山桜の皮を使用。曲げたヒノキを写真のように楕円形にして端で止める時に
金属は使用しません。留めるためになめした山桜の皮を使用します。
天然素材で強度が高いと言っていました。

曲げわっぱ作り

私達も曲げわっぱ作りを体験しました。

茶色の留め具が山桜の皮で
触った感じはプラスチックのような感じで硬いです。

弁当箱の全ての素材を
球磨地域の森林資源のみで作っているのです。

この球磨地域の木を曲げて作る曲げわっぱは400年の歴史があるようです。
1600年前半なので江戸時代からこの伝統を受け継いできています。

今やこの曲げわっぱ職人は
この球磨地域には2~3人ほどしかいないようです。

私達が、今回目的としていた
お米の保存用の曲げわっぱのお櫃(3合用)も注文しました。

森林の天然素材のみで作った
昔ながらのお米の保存用お櫃の出来上がりが楽しみです。

前田自然農法米(自然栽培米)ミナミニシキはこちら



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